12月12日(金)
本日も学生たちはデザイン室で制作です。
30分の1スケールの21_21 DESIGN SIGHT模型に展示台や椅子、パネル、バナーなどの什器を入れて、細部を表現します。
30分の1スケールだと、椅子がこの指先くらいのサイズになります。
このように什器を入れていくと、ついこの前までスカスカだった模型が…
だんだんと、にぎやかになって…
こんな風に空間が見えてくるようになりました。
そして、班によって特色も見えてきました。
このような案を検討するための模型をスタディ模型といいます。
スタディ模型を見ながらグループの人同士で検討します。
「ここの什器はこうしたいよね」
「でも、それだと大きすぎて、通路を人が通れないよ」
「じゃあ、この展示台とその展示台を入れ替えて…」
そして、また模型を壊して、直して…
模型上で、什器の大きさや位置を何度も何度も、試してみます。
そして、検討して分かった事を踏まえ、図面も描き直します。
さらに図面からCGも作っていきます。
特に模型では表せないさらに細かいところは、CGやスケッチで表現します。
課題の作品提出の1月6日(火)まで、あと約3週間。
ただし冬休みを挟んでしまうため、大学で作業できるのはあと1週間程度です。
作品の完成度を上げる事を考えると、そろそろスタディ模型ではなく本番模型を作りたいところですが、案を良くするためにギリギリまで粘りたい気持ちもあり、焦りながらも検討を続けます。